伊藤若冲

現在日本美術が世界的にとても注目されているが、その日本美術ブームをリードしているのが伊藤若冲だ。

この伊藤若冲が注目されるようになったのは実は最近のことで、伊藤若冲本人が亡くなったのはすでに200年以上も前のこと。

伊藤若冲が亡くなってから200年が経過した時、京都国立博物館で若冲展が行われた。

その時に脚光浴びる。

さらに平成28年に東京都美術館で開催された若冲展で爆発的な人気となる。

ヨーロッパで初めてとなる非常に大規模な若冲の展覧会が行われた。

この展覧会では若冲ブームのまさに起爆剤になった最高傑作、動植綵絵、釈迦三尊像など様々な作品が勢ぞろいした。

非常に繊細で丁寧に描きあげられたこれらの作品は、江戸時代の美術水準がどれだけ高かったのかを世界に知らしめるもので、多くの美術家が唸ったようだ。

伊藤若冲の作品はこれまでにまだ1度も見たことがないというのなら見たほうがいい。